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マルチポストで怒られた

Blogのスタイルシートの記述の件で、mixiにある2つのMovable Type関係のコミュニティー(掲示板的なもの)に質問をしたところ、ある方から

マルチポストは勘弁してください。

今後もしあなたが誰かのマルチポストを見かけたときは、あなた自身がその行為の愚かさを指摘してあげて下さい。

とのご指導をいただきました。


オイラ、「マルチポスト」という言葉自体知らなかったので調べてみたところ。。。

マルチポスト Multi-post

同じ内容の記事を複数の電子掲示板やメーリングリスト等に別々に投稿すること。コンピュータ・ネットワーク上のマナー違反であるとして嫌われることが多い。マルチポストされる記事の内容は、ハードウェアやソフトウェア使用時に於いての疑問や質問、助言を求める場合である事が多いが、それらのマルチポストは特に嫌われる。

マルチポストがマナー違反であるとされるのは、以下のような理由が挙げられる。

・その問題に関心のある人は類似した複数の場所を見ていることが多いため、あちこちで同じ書き込みを見せられ、うんざりした気分になる。

・ある場所で質問が解決されたとしても、ほかの場所ではそれを知らずに回答を付けさせることになる可能性がある。この場合、善意で回答を付けたことが無駄になってしまう。

・この場所だけでは質問が解決するか不安であるという不信感の表明と受け取られかねない。

こうしたことから、回答をする意欲を失わせたり、不快な気分にさせてしまう。

出典: Wikipedia


どうやら、無意識に上記のマナー違反をしてしまったみたいである。

たしかに質問に答えてくれる人は、サポートセンターや辞書ではなく善意を持った生身の人間なわけで、オイラの行った行為はとても失礼だったと思い、「不慣れでスイマセン、今後気をつけます」とそのコミュニティーに対して謝罪いたしました。

そもそもなんで2つの同じようなコミュニティーに質問をしたかというと、2つともMovable Type関係なのだが、1つは「初心者用」となっていて、オイラ的には今回の質問が初心者的なのか、それとも高度な質問なのか判断ができず、それでそれぞれに同じ質問をしてしまったのだ。

まあ今回のことで驚いたのは、自由でノールールに見えるネットの世界にこのような比較的明確なマナーがあり、サイト管理者以外でそれを注意する(できる)、もしくは取りしまる人がいるということ。

また、自身のネット上への書き込みが無意識のうちに相手を不快にさせてしまう可能性があること、さらにはそれをネットの中とはいえ公衆の面前で注意されてしまう事実もオイラ的には衝撃でした。

ネットであろうが道端であろうが、いきなり他人に注意されたり怒られるのは誰だってショックだと思う。

しかもこのケースはおそらく道端では起こらない。(面前で一言いうのはなかなか勇気がいることだ)

お互いの顔がわからないネット上だからその人も堂々とさも神様のように注意できたのだろう。

今後、ネット上への書き込みには細心の注意が必要だと思ったのと、以前に読んだ糸井重里のコラムに書いてあった「ネットに住む魔物」とはこういうことなんだなと実感した一件でした。

その記事はコチラ↓

ほぼ日経ビジネスオンラインSpecial イトイさんに聞く「Web2.0」(その2)
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最後に今回の件でその注意してくれた人に1つだけ反論するとすれば、そんなにルールやマナーを大事にするのならば、公衆の面前で「愚かな行為」と非難されるオイラの立場も考えて欲しいよねということ。

もちろん、こんなことをmixi上で書いたらボコボコにやられてしまいますので、自分の庭の中でこっそり言わせていただきます。

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