« 2007年02月 | Main | 2007年04月 »

それでもボクはやってない

それでもボクはやってない

「Shall We ダンス?」の周防正行監督が、11年ぶりにメガホンを取り現代の日本における裁判の現実を突きつけた本格的な社会派ドラマ。

昨日の傍聴の流れで早速、観にいってきました。

裁判の様子等はとてもリアリティーがあり、日本の警察・司法制度への関心を喚起するという点でよくできている映画だと思いました。

内容は痴漢冤罪を扱ったショッキングなものですが、問題は裁判云々というよりも起訴されるまでの過程にあるような気がします。

起訴されたら99.9%有罪という数字は一見驚きですが、裏返せば検察は有罪になるだけの証拠が集まらなければ起訴しないということなのかもしれません。

有罪率が低いということは、それだけ無実の罪の人が起訴されるということですから、それはそれで問題だと思います。

捜査官による強引な捜査、それを鵜呑みにして起訴してしまう検察官等々...そのあたりがとても怖いと思いました。

ただし、劇中にある裁判の途中で裁判官が代わってしまうというのはチト疑問ではあります。

映画で荒川弁護士(役所広司)が説明するように「新しい裁判官は今までの法廷証言の様子を知らないままに、残された公判証書のみで心証を形成することになる」というのであれば、最初からやり直し、もしくは録画したVTR等で確認する等は必要な気がします。

また、主人公(加瀬亮)の境遇は気の毒で仕方ないですが、劇中のリアルに進められる裁判シーンだけを見たところでは、主人公が痴漢行為を行ったか行っていないかの判断はとても難しいと思いました。

ということは、仮に2009年より実施される裁判員制度でオイラが裁判員に任命されたとしても本件で有罪判決を出してしまうかも知れないということです。

やはり起訴するまでの過程のシステムを何とかするべきなのかも知れません。

本作品はエンターテイメントでもドキュメンタリーでもないが、この一見小難しく地味なテーマを絶妙のバランスで鑑賞者に飽きさせず問題提起をしている。

その周防監督の見事な手腕に脱帽で、★★★★☆。


それでもボクはやってない

143分/カラー/日本/2007年
監督: 周防正行
脚本: 周防正行
音楽: 周防義和
出演: 加瀬亮/役所広司/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ/正名僕蔵/大森南朋/田中哲司/光石研/清水美砂/本田博太郎/小日向文世/竹中直人

裁判傍聴

会社の先輩に「見ておいたほうがいい」といわれ、夕方 東京地裁へ連れて行ってもらいました。

オイラが傍聴したのは、不正入手した銀行のキャッシュカードで現金を引き落とした、つまり窃盗罪で起訴された刑事裁判の公判。

刑事裁判の場合、ほとんどは起訴事実を認め情状酌量に重点がおかれたものになるので、裁判は以下のような流れで進んだ。


・人定質問
被告人に氏名・年齢・職業・住居・本籍を尋ねる

・起訴状の朗読
被告人が何を行い、その行いが何の罪名に当たるのかが簡潔にまとめられた起訴状を検察官が読み上げる

・黙秘権等の告知
裁判官が被告人に「自分に不利になるようなことは言わなくていい」ということを教えてくれる

・罪状認否
裁判官が被告人に対し、起訴状の内容を認めるかどうか確認する

・検察側の冒頭陳述
検察官が起訴された犯罪事実のその動機から逮捕までの詳細や、被告人の生い立ち・家族構成・学歴・職歴・犯罪歴などを述べる

・被告側の情状陳述
被告人の家族や友人などが情状証人として登場し、弁護人の質問により「二度と犯罪を起させないよう、今後被告人の監督はきちんと行う」などの情状を述べる

・被告人質問
弁護人、検察官、必要に応じて裁判官からそれぞれ被告人質問が行われる

・論告求刑
検察官はあらめて被告人の犯罪事実を明確にし「被告人を懲役●年に処してほしい」と求刑し、弁護人は情状酌量の趣意を述べ「刑の執行を猶予する判決にしてほしい」とか「できる限り寛大な判決をお願いする」などと裁判官に要望する

・最終陳述
裁判官が被告人に対し「これで結審するが、最後に述べておきたいことはないか」と最終陳述の機会を設け、被告人が「二度と犯罪を犯しませんので、寛大なる判決をお願いします」などと述べる

・判決
後日判決が宣告される(たいていは後日なのだが、今回は即日判決だった)


被告人は若い男性で、情状証人に奥さんが呼ばれたあたりから涙ぐみ、最終陳述では涙ながらに言葉を詰まらせながら反省の言葉を口にしていて、もう涙・涙の世界である。

オイラも少し目頭が熱くなったが、裁判的には良くも悪くも情状酌量へのアピールという事になるのだろう。

で、初傍聴した感想としてはとにかくテレビ・ドラマとかで見る世界とはまったく違う雰囲気だということ。

裁判所はとても綺麗でというかむしろ無機質で裁判も淡々と進む。だが、当然ながらそこで起こる人間模様はこの上なくリアルだ。

まさに人生を賭け必死な当事者達を思うと、軽々しい気持ちで傍聴するわけにはいかないが、一度見ておいて損はない世界だと思う。

もう一度聞きたい あの人の言葉

NHKばかりで恐縮ですが、「その時歴史が動いた」で”もう一度聞きたい あの人の言葉”というスペシャル編集番組を放送していた。

ようは今まで放送してきた偉人・賢人の名言を番組サイトに掲載し、視聴者にどの言葉に共感するかインターネットで投票してもらい、ランキングにしてカウントダウン形式で紹介しているのですが、そのベスト5はというと。。。


1位 高杉晋作
おもしろきこともなき世をおもしろく…
「高杉晋作」(奈良本辰也著)より

2位 諸葛孔明
学問は静から 才能は学から生まれる 学ぶことで才能は開花する 志がなければ学問の完成はない
孔明が子孫に残した家訓「誡子書」(諸葛鎮の大公堂に保管)より

3位 山本五十六
百年兵を養うはただ平和を守るためである
「戦史叢書 ハワイ作戦」より

4位 坂本龍馬
日本を今一度せんたくいたし申候
「文久3年(1863年)6月龍馬の姉への手紙」より

5位 大和の海軍士官
日本は進歩ということを軽んじすぎた 私的な潔癖や徳義にこだわって真の進歩を忘れていた 敗れて目覚める それ以外にどうして日本が救われるか 今目覚めずしていつ救われるか 俺たちはその先導になるのだ 日本の新生にさきがけて散る まさに本望じゃないか
元乗組員による大和沖縄特攻を描いた手記「戦艦大和の最期」より


1位が高杉晋作と結構マニアックだったりします。

さらに10位までいくと。。。


6位 織田信長
是非に及ばず
「信長公記」より

7位 杉原千畝
私のしたことは外交官としては間違ったことだったかもしれない しかし私には頼ってきた何千人もの人を見殺しにすることはできなかった 大したことをしたわけではない 当然のことをしただけです
「六千人の命のビザ」 より

8位 石田三成
筑摩江や 芦間に灯すかがり火と ともに消えゆく 我が身なりけり
辞世の歌「長浜市石田神社の石碑」より

9位 武田信玄
上杉謙信とは和議を結ぶように謙信は男らしい武将であるから 頼ってゆけば若いお前を苦しめるような行いはすまい 私は最後まで謙信に頼るとは言い出せなかった お前は必ず謙信を頼りとするがよい 上杉謙信はそのように評価してよい男である
「甲陽軍鑑」より

10位 白洲次郎
われわれは戦争に負けたのであって奴隷になったわけではない
「占領秘話を知り過ぎた男の回想」より


さすがにメジャーどころが結構でてきますが、不思議なことに明治・大正の人物は入ってこない。番組では20位まで紹介したのですが、その中にもランクインはありませんでした。

この時代の人物には日本の近代の礎を築いた偉い人が結構いると思うのですが、あまり共感できる言葉がなかったということなのでしょうか?


ついでに11~20位も紹介。


11位 上杉鷹山
成せば成る 成さねば成らぬ何事も 成らぬは人の成さぬなりけり
「なせばなる文書」(米沢市上杉博物館蔵)より

12位 近藤勇
孤軍たすけ絶えて俘囚(ふしゅう)となる 顧みて君恩(くんおん)をおもえば涙更に流る 義を取り生を捨つるは吾が尊ぶ所 快く受けん電光三尺の剣 只将(ただまさ)に一死君恩に報いん(原漢文より一部抜粋)
辞世の詩「新選組局長近藤勇」より

13位 柳生宗矩
こうしようと一筋に思う心こそ人が誰しも抱える病である この病を必ず治そうというこだわりもまた病である 自然体でいること それが剣の道にかなう本当にこの病を治すということなのである
「兵法家伝書」より

14位 劉備
大事をなすにはなによりも人をもって本(もと)となす 今 自分をしたってきてくれている人々をむざむざと見捨てて行けるか
「正史三国志」より

15位 黒田官兵衛
我 人に媚びず 富貴(ふうき)を望まず
「黒田家譜」より

16位 藤堂高虎
寝室を出るときから今日は死ぬ番であると心に決めなさい その覚悟があればものに動ずることがない
藤堂家の家訓が記された「遺書録」より

17位 中岡慎太郎
志とは 目先の貴賤で動かされるようなものではない 今 賤しいと思えるものが明日は貴いかもしれない 君子となるか小人となるかは家柄の中にはない 君 自らの中にあるのだ
「中岡慎太郎全集」より

18位 徳川家康
三河武士は宝を持ちません しかし あえて宝といえば 私に命を預けてくれる五百騎の武士(もののふ)たちでありましょう
「寛元聞書」より

19位 吉田松陰
死して不朽(ふきゅう)の見込みあらばいつでも死ぬべし 生きて大業(たいぎょう)の見込みあらばいつでも生くべし
「吉田松陰全集 普及版」より

20位 天草四郎
いま籠城している者たちは来世まで友になる
「四郎法度書」より


16位の藤堂高虎の家訓なんかは結構好きです。

崖の上のポニョ

今日放送のNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に映画監督の宮崎駿が登場していて、来年夏に公開予定の次回作「崖の上のポニョ」の制作現場を密着取材していた。

「人間になりたい」と願う金魚姫のポニョと5歳の男の子、宗介の交流を描いた海を舞台にした物語になるんだそう。

なんか「ファインディング・ニモ」を連想してしまいますが、どんな作品になるのか今から楽しみです。

Riches I hold in light esteem(富は問題にならず)

土曜ドラマ 「ハゲタカ」もいよいよ最終回。

こんなにのめりこんだドラマはホント久しぶりでした。ありがとうNHK。

で、今回はドラマを盛り上げてくれたエンディングテーマ曲「Riches I hold in light esteem(富は問題にならず)」を紹介。

イギリスの小説家Emiiy Bronte(エミリ・ブロンテ)の詩に音楽を担当する佐藤直紀がメロディを付け、tomo the tomo(トモザトモ)という方が歌っているのだが、これまたドラマと合っていて素晴らしい出来ばえ。

テーマ曲をドラマに合わせてオリジナルで制作してしまうあたりに、NHKの制作力の高さが表れていると思います。


土曜ドラマ 「ハゲタカ」 エンディングテーマ


上記で聴くことができるので是非。(ちなみにオイラは30回くらい聴きました。。。)


Emiiy Bronte 「Riches I hold in light esteem」

Riches I hold in light esteem,
And Love I laugh to scorn
And lust of Fame was but a dream
That vanished with the morn -

And if I pray,the only prayer
That moves my lips for me
Is -‘Leave the heart that now I bear,
And give me liberty.’

Yes,as my swift days near their goal,
Tis all that I implore -

Through life and death,a chainless soul,
With courage to endure!


エミリ・ブロンテ 「富は問題にならず」

富なんてものは問題にもならない、
恋だって、考えただけで吹き出したくなる。
なるほど、名誉欲か? そういえば、昔夢見たこともあったが、
日が射すと忽ち消える朝露みたいなものだった。

もし私が祈るとすれば、自然に
口をついて出る祈りはたった一つの祈りだ。
「今の私の心をこのままそっとしておいてくれ、
そして、ただ自由を私に与えてくれ」という祈りだ。

-光陰矢の如しで、どうやら私の
終わりも近い、そこで私が求めるものは、ただ、

何ものにも囚われない一人の人間として、勇気をもって、
生に堪え、死に堪えてゆく、ということだけだ!


訳詩 平井正穂 岩波文庫「イギリス名詩選」平井正穂編より


マンション総会

今日はマンション管理組合の通常総会に出席。

総会とはマンション管理組合における最高機関のことで、一般的なマンションでは余程のことがない限り「臨時総会」は開かれず、年1回の「通常総会」で物事が決められます。

で、どんな事が行われるかというと。。。


・前期の事業報告および収支決算報告

・今期の事業計画および収支予算案

・管理会社の管理委任更新の確認

・今期の役員選任


という感じなのですが、最後の「今期の役員選任」になんとオイラが選ばれてしまいました。。。

役員になると月1回開催される理事会に出席することになり、マンションに関わるアレコレを話し合うのですが、今回の通常総会の後に早速今期の第1回理事会が行われ、ここでも役割分担の決定でなんと副理事長に選任されてしまいました。。。

副理事長は、理事長の補佐なので今期に関してはそんなに大変な仕事はないらしいのですが、来期に理事長を務めなければならない。

まあ、たいてい理事長の方はなるべく多くの事をせず、管理会社に依存し、1年間を無難に乗り切ろうと考えていますが、会社で言えば社長にあたる責任ある立場であることも事実。

正直、新参者にめんどくさい仕事を押しつけようという感が否めなかったが、断る理由も見つからなかったのと、まあ何かと勉強になるかもと引き受けました。

という訳で、来期の大改革へ向けて(ウソ)下記のサイトで目下勉強中です。


マンション管理組合・総会の基礎知識マンション管理組合・総会の基礎知識(しののめ行政書士事務所)

米グランドキャニオンで空中散歩=新名所「スカイ・ウオーク」が完成

米グランドキャニオンで空中散歩=新名所「スカイ・ウオーク」が完成(時事通信)

なんでしょう?この景観乱しまくりのオブジェは。

張り出した足場の上に馬蹄型の透明な床の通路を設け、足元から約1220m下の谷底を流れるコロラド川や、グランドキャニオンの驚異の自然が見れるというもので、収入源が乏しい地元先住民のハラパイ族の財源として期待されているんだそう。

ちなみに入場料は25$とのこと。(高いよな。。。)


The Grand Canyon Skywalk


高所恐怖症のオイラは絶対に無理。

葛西臨海公園

葛西臨海公園

にロケで行ってきました。

ロケといってもオイラはやることはないので写真を撮ったりと、マターリとしていました。

天気も暖かくてとても気持ち良く、なんか久々にのんびりとした気分になれました。

ちょっと郊外に出るだけでも良い気分転換になるものです。

SAVOY(サヴォイ)

SAVOY 三宿通り店

東京都世田谷区下馬1-23-3
フェルテロアール祐天寺1F
tel: 03-3795-8739

月~金18:00-23:00/土日祝12:00-15:00、18:00-23:00 年中無休

昨年、ウチの近所にオープンした中目黒にある人気ピッツェリアの2号店。

ピッツァのメニューはマルゲリータとマリナーラの2種類だけという潔さで、まあ美味しいのですがなにせメニューが少ないのでそんなにゆっくり食事を楽しむという所ではない。ピッツァとビールを軽く引っかけていくお店って感じでしょうか?

ちなみに、夕飯時に行ったところ休日だったからか並ばないと入れなかったので、予約しといたほうが無難です。

尚、テイクアウトもありますが、やっぱピッツァは焼きたてじゃないとね。

日興株上場維持の不思議

ちょっと前の話ですが、

日興、上場廃止へ 週末にも決定(産経新聞)

と各紙で報道されていたにもかかわらず・・・


東証、日興の上場維持決定 虚偽記載「組織的と言えず」(産経新聞)

というこの話、やっぱり不思議でなりません。

今回の日興の件がシロなら、あの大騒ぎになったライブドア事件はなんだったのだろう?ライブドアは上場廃止にホリエモンが地検にギュウギュウにやられて実刑判決なのに対し、日興には捜査自体すら入る気配がない。

規模の問題ではないのかもしれないが、粉飾額はライブドアは50億円、日興は05年3月期連結決算だけで187億である。

しかも、各メディアは何故かこの件についてスルーしている始末。これはどう考えても何か「大きな力」が働いているとしか思えない。

何なんでしょうかね?

ホワイトナイト

毎週楽しみにしている土曜ドラマ 「ハゲタカ」も5話目に突入。

先週の4話に引き続き、経営危機に陥った大手総合家電メーカーをターゲットに、鷲津(=大森南朋)と芝野(=柴田恭平)、そして創業者であり現会長の大木昇三郎(=菅原文太)、さらに新進IT企業の青年社長に成長した西野(=松田龍平)が加わり、エキサイティングな経営権争奪劇を繰り広げる。

話としては、村上ファンドの阪神電鉄買収に阪急ホールディングスがホワイトナイトとして立ちはだかった件に、ライブドアのニッポン放送買収劇をプラスしたような感じ。

今回は鷲津と芝野の対決というよりは、敵対的買収側の鷲津とホワイトナイトとして参戦した西野の対決軸を中心に描いていて、2人がテレビに出演してやりあうシーン等をはじめ大森南朋と松田龍平の役者対決としても見ごたえのある場面が満載。

しかし、ホワイトナイトと言えばすべて本当に友好的な救済者なのか?企業もしくは株主ににとって友好的とはどういうことなのか?そもそも株って単に金儲けする為の手段なのか?それって投資といえるのか?むしろ競馬やパチンコ等のギャンブルの類のように感じるのだが?このドラマは色々と考えさせられます。

来週はいよいよ最終回、本当に毎週楽しみにしているのでちょっと寂しい感じです。


ホワイトナイト White Knight

敵対的買収を仕掛けられた対象会社を、買収者に対抗して、企業の経営陣と合意のうえで友好的に買収または合併する会社のこと。白馬の騎士になぞらえて、このように呼ばれる。対象会社が、敵対的買収の際に自ら新たな買収者を選択することで、敵対的買収者から身を守ることを目的としている。

ただし、自社を売却するという覚悟が必要であり、身売りの意思表示を公にすることで、さらに競合する新たな買収者を誘引する可能性も否定できない。

既存の株主に新株予約権を割り当てるなどするポイズンピルのように、あらかじめ導入しておく必要がなく、買収を仕掛けられた後でも対応できるのが特徴。

出典:マネー辞典 m-Words


巨人 vs. 阪神 オープン戦 @ 東京ドーム

今年のタイガースはどんなもんか見定めるべく行ってまいりました。

先発の能見は5回1失点と先発ローテーション入りが確実な安定感のあるピッチングで、途中登板の吉野、桟原、藤川、相木もまずまずの内容。

打線も金本、矢野のベテランを除くほとんどの出場選手が、鳥谷の2ランをはじめ安打を放つなど、仕上がりは順調のようだ。

逆に巨人は谷のホームラン以外に見る所が無く、状態の悪さを露呈する感じで、増強した新戦力がチームになじんで機能し始めるにはまだ時間がかかりそうだと感じた。

この調子なら今年のペナントレースは阪神と中日が引っぱっていくという下馬評どおり、タイガースのAクラス入りはまず間違いないだろう。

あと、東京ドームが今オフで改装したらしく、人口芝やバックスクリーンが変わっていました。

特にバックスクリーンの電光掲示板表示が見やすくなっていて、投手の投球数なんかも表示されるようになったのは個人的にはうれしかったです。

球場側もお客さんが離れていかないよう色々と考えているんだなぁと感じました。


巨人 vs. 阪神 オープン戦 @ 東京ドーム

     1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神  0 0 2 1 0 2 0 0 0 | 5
巨人  0 0 1 0 0 1 0 0 0 | 2

勝: 能見 負: パウエル S: 相木
阪神: 能見-吉野-桟原-藤川-相木/矢野-狩野
巨人: パウエル-久保-豊田/阿部
本塁打: 谷(3回=1号ソロ)、鳥谷(6回=1号2ラン)

グループ魂 @ 恵比寿Liquidroom

楽しみにしていたグループ魂のライヴに行ってきました。

オープニングアクトは、マキシマム ザ ホルモンでしたが、あまり好きじゃないのでスルー。

で、お目当ての魂のライヴはおなじみの港カオル(皆川猿時)が引っぱるコントを軸に、マキシマムに合わせたのかオリジナルよりハードなアレンジの演奏で、「グラビア29時」とかはカッコよかった。

個人的には「Over 30 Do the 魂」と「モテる努力をしないでモテたい節」を演ってくれなかったのには、かなり凹みましたが、最後に「大江戸コール&レスポンス」を演ってくれて、生中村屋華右衛門が見れたのはうれしかったです。

「中村屋とは何ぞや?」という方は下記をご参照あれ。(爆笑必至ですのでご注意を)


大江戸コール&レスポンス(祝辞)


大江戸コール&レスポンス(弔辞)


まあ彼らの場合、音楽なのかコントなのかよくわからない部分もありますが、これだけ笑えるのですから最高のエンターテイメントであることは間違いありません。


グループ魂の対バン張ってもいいし張らなくてもいいし三都市ツアー

<セットリスト>

・コント(バイト君)
・東京メドレー(就職しやがった)
・パンチラ・オブ・ジョイトイ
・歯医者なんか最後だ
・嫁とロック
・コント(港カオル・バイト君)~メンバー紹介
・東京メドレー(The日本人)
・グラビア29時
・No Young Too Young
・ロックの先輩
・コント(破壊・暴動・バイト君)
・我々グループ魂はキューンレコードを応援します
・Run 魂 Run
・コール&レスポンス
・ペニスJAPAN
・君にジュースを買ってあげる
・チャーのフェンダー
・AKIRARETA

・コント(石鹸)
・Born in the U.S.A/Cover: Bruce Springsteen
・No. New York/Cover: Boowy
・メリーアン/Cover: The Alfee
・さくら
・くるま売りたいな
・TMC
・大江戸コール&レスポンス

圧倒されまくり

今日、5月に発行するフリーペーパーに出演するモデルさんのオーディションがあったのですが、これが皆さま外国の方なわけですよ。。。

カメラマン、スタイリストさんが英語であれこれコミュニケーションをとりながら10名くらいをオーディションしたのですが、その内容はもちろん理解できるはずもなく(わかるのはせいぜい出身と年齢くらい)、ただ事の成り行きを見守ることしかできない。

一瞬ここが日本だということを忘れ、英語がしゃべれない自分にとても幻滅してしまいました。

モデルさんは当然、皆美人で背も高く、見た目的にも10代の外国の女の子にビビりまくりのOver 30 Do the 魂は、「この歳ではるばる日本まで来て働いているなんて偉いなぁ」などと、オーディションとはまったく関係ない部分で感心してしまう始末。。。

英会話、勉強しようかな。

ドラゴンストリート

朝、いつも乗るバス停からの写真。

最近気づいたのですが、山手通りと環状七号線の間を青葉台から野沢龍雲寺に抜ける道に、このRPGのタイトルみたいな名前がつけられている。

たしか、もともとは蛇崩通りで最近は野沢通りと記憶していたのですが、電柱に貼り付けてあるくらいだからこれが正式名称なのでしょう。(それとも俗称?)

しかし、龍雲寺だからドラゴンなのか?安易過ぎるし、このなんとも言えない違和感はなんでしょう?

なんか、ドラマ「タイガー&ドラゴン」で竜二(岡田准一)が裏原宿に出店する洋服屋「ドラゴンソーダ」を思い出しました。

まあ、ようはダサイってことで。

RIMOWA Classic Flight 976.63 Jumbo Trolley

RIMOWA Classic Flight 976.63 Jumbo Trolley

今まで「機内に持ち込める」「両手が空く」等の機動力重視な理由から、一貫してPORTER extremeのリュック1つで旅するバックパッカーでした私も、寄る年波には勝てずではないですが、満を侍してスーツケースを購入することにしました。


60リットルくらいの容量サイズで半年くらい色々と物色した結果、最終選考にこのRIMOWAのClassic FlightとSamsoniteX'Lite Spinner 67cmが残り、味が出そうなアルミニム素材&レトロで飽きのこなさそうなデザインの前者を選択。

TSAロックが付いていないのがチト不満ですが、現状北米への旅行でしか必要じゃないし、やっぱ旅は「いかに気分が上がるか」なので機能より見た目重視にしました。

スーツケースを使用したことがないので、実際の使用感とかは追ってレポートしたいと思いますが、今から空港でガラガラ引くのが楽しみです。

ちなみに、このClassic Flight、日本では何故か未発売なので並行輸入専門のお店とかで購入しないと手に入りませんが、インターネットで検索すればすぐ見つかります。(オイラは、上記にリンクの楽天に出店してるガリバーにて購入)

今月はちょっと(いや、かなり)散財ぎみです。。。

iPod MA450J/A(80GB)

iPod MA450J/A(80GB)

iPod M9282J/A(20GB)にかれこれ2年半ほどお世話になっていたのですが、この度めでたく(?)20GBの容量がいっぱいになってしましました。

ビットレート128kbpsのAACでインポートした総局数は約5,600曲。購入した時、カタログに5,000曲入るとあったので思ったより曲が入っていることになる。

まあ、そのカタログには「演奏時間4分の曲を128Kbpsで記録した場合のファイルサイズを基準にしています」とあるので、収録曲のほとんどが3分弱のパンク・ソングなことを考えると妥当な線なのでしょう。

まだ全然使えるのでかなりもったいない気がしましたが、電池の持ちも悪くなってきたので思いきって買い換えることにしました。

しかし、2年半の間に同じサイズで容量が4倍、しかもカラー液晶・・・次の2年半後のiPodがどうなってるのか想像もつきません。。。

Book Packer

Book Packer

地球の歩き方等のガイドブックや文庫本をかばんから出し入れすることなく、肩から下げて持ち歩くことができるトラベル・グッズ。

これならあの黄色いベタなガイドブックもさりげなくお洒落に携帯できそうな、ありそうでなかったアイデア商品だと思います。

旅先でいちいちガイドブックをカバンから出すのは面倒くさい。とはいえガイドブックを常に持ち歩いているのは田舎っぺくさいしダサ過ぎる・・・なんて方は重宝しそうです。

ちなみにこのBook Packerを持つ自身を旅先から写真投稿できるBook Packer World Mapなんてサイトもあり、持っているだけでも旅が楽しめそうなアイテムです。

北欧4国14日間の旅

来月ゴールデン・ウィークに有給休暇をプラスして行ってこようと思います。

航空券は、アルキカタ・ドット・コムで見つけたスカンジナビア航空(SAS)の「<先ま割り5>コペンハーゲン+3フライト」というプランに、エアパス2区間をつけた合計7フライト分を手配し、ホテルは、ガリバーズ・トラベル・アソシエイツ(gta)にて手配することにしました。

どちらもインターネットで見積もり~申し込み~決済~バウチャー発行までできるので、時間をかけずに旅程を組めとても助かりました。

ちなみに旅程は。。。


旅程スケジュール

日 程都市名時 間内 容
1日目成田
コペンハーゲン
午前
午後
航空機にて、コペンハーゲンへ
コペンハーゲン着 【コペンハーゲン泊】
2日目コペンハーゲン終日コペンハーゲン観光
【コペンハーゲン泊】
3日目コペンハーゲン終日コペンハーゲン観光
【コペンハーゲン泊】
4日目コペンハーゲン
ベルゲン
午前
午後
航空機にて、ベルゲンへ
ベルゲン観光 【ベルゲン泊】
5日目ベルゲン終日ソグネフィヨルド観光
【ベルゲン泊】
6日目ベルゲン
オスロ
午前
午後
航空機にて、オスロへ
オスロ観光 【オスロ泊】
7日目オスロ
ストックホルム
終日
オスロ観光
航空機にて、ストックホルムへ 【ストックホルム泊】
8日目ストックホルム終日ストックホルム観光
【ストックホルム泊】
9日目ストックホルム終日ストックホルム観光
【ストックホルム泊】
10日目ストックホルム
ヘルシンキ
午前
午後
ストックホルム観光
航空機にて、ヘルシンキへ 【ストックホルム泊】
11日目ヘルシンキ終日ヘルシンキ観光
【ヘルシンキ泊】
12日目ヘルシンキ終日ヘルシンキ観光
【ヘルシンキ泊】
13日目ヘルシンキ
コペンハーゲン
午後
午後
航空機にて、コペンハーゲンへ
航空機にて、成田へ 【機内泊】
14日目成田午前成田着


という感じ。

本当はサンクトペテルブルグも回りたかったのですが、ちょっと忙しい感じになってしますので今回は見送ることにしました。

出発まであと1ヶ月ちょっと。こいつを励みに仕事に励もうと思いますです。

The Fratellis 「Costello Music」

The Fratellis 「Costello Music」

現在オンエア中のiPodのCMソングを歌う、グラスゴー出身の3人組のデビュー・アルバム。

CMソングの「Flathead」はAppleに選曲されるだけあり、いかにも踊り出したくなるようなパーティ・ロックである。


Ipod Werbung


アルバムの他収録曲も爽快でちょっとセンチメンタルなガレージ・ロックが満載なので、一聴の価値アリです。

気に入った方は、iTunes Store限定でアコースティック・ライヴを収録したミニ・アルバム「Live from London」も配信しているのでコチラもチェックしてみて。


The Fratellis 「Costello Music」

1.Henrietta
2.Flathead
3.Whistle For The Choir
4.Chelsea Dagger
5.Gutterati?, The
6.For The Girl
7.Doginabag
8.Creepin Up The Backstairs
9.Vince The Loveable Stoner
10.Everybody Knows You Cried Last Night
11.Baby Fratelli
12.Got Ma Nuts For A Hippy
13.Ole Black 'N' Blue Eyes
14.Dirty Barry Stole The Bluebird ※日本盤のみのボーナス・トラック
15.Cigarello ※日本盤のみのボーナス・トラック

キャッチーでノリの良い1.2.6.8.10に、甘酸っぱく胸をくすぐる3.13と、まあ売れそうなアルバムです。

Relient K 「Five Score And Seven Years Ago」

Relient K 「Five Score And Seven Years Ago」

前作「Mmhmm」が85万枚のセールスと好評だったオハイオ州出身のポップ・パンクバンドの5thアルバム。

前作同様、パンクに上手くピアノを取り入れた彼ら独特のアレンジが健在で、オイラ的には期待通りの内容でした。

ちなみに余談ですが、メンバーは全員クリスチャンで本国のクリスチャン・ミュージック・シーンからの支持は絶大なのだそうです。(そう言われてみれば、今までの作品を振り返るとクリスチャンな歌が結構ある)

あと、「Mmhmm」の人気曲のライヴをYouTubeで見つけたので貼り付けておきます。


Relient K - Who I am hates who I've been Live


なんか、ライヴはあんま上手そうじゃないんだよなぁ。


Relient K 「Five Score And Seven Years Ago」

1.Pleading The Fifth(A Cappella)
2.Come Right Out And Say It
3.I Need You
4.The Best Thing
5.Forgiven
6.Must Have Done Something Right
7.Give Until There's Nothing Left
8.Devastation And Reform
9.I'm Taking You With Me
10.Faking My Own Suicide
11.Crayons Can Melt On Us For All I Care
12.Bite My Tongue
13.Up And Up
14.Death Bed
15.Apathetic Way To Be ※日本盤のみのボーナス・トラック

2.4.9あたりはリライアント節というか彼ららしい曲調でオイラ的には好印象。アルバムとしては全体的にまとまった内容に仕上がっているのだが、チト地味な感は否めないかも。ちなみに日本盤のみのボーナス・トラックの15は、名曲だが以前発売されたミニ・アルバム「Apathetic EP」の収録曲なのでまったくプレミア感はなし。

トイレのトラブル8,000円

クラシアン

朝、出勤の出がけのカミさんに「トイレがつまっているみたいなので何とかしていて」と言われ、起きてトイレを調べてみたら確かにちゃんと水が流れない。

早速、近くのスーパーにトイレ用吸引カップ(我家の通称=カッポン)を買いに行き試してみるもまったく効果がない。

いつもトイレのつまりはこのカッポンで解決していたので、「おかしいな」と思って貯水タンク等色々調べるが、さっぱり原因がわからない。

しかたなく、TV-CMでおなじみのクラシアンに電話してプロに見てもらうが、これまたなかなか原因がわからない。

1時間くらい調べてもらった結果、以前カミさんが貯水タンクに入れた「ブルーレットおくだけ」が便器内に入ってしまいそれがつまってしまったとのことが原因と判明。(どうやらウチの便器は貯水タンクに洗浄等の固形物を入れてはいけないタイプだったそう)

という訳で、さらに1時間くらい問題のブルーレットの除去作業をしていただき何とか無事復旧していただきました。

なんだかんだと2時間半くらい作業してもらったので結構な金額を請求されると覚悟していたのですが、CM通り8,000円でやっていただきちょっと感動しました。

しかも、最後に「今回の事で奥様をあまり責めないでくださいね」と心憎いフォローまで入れてくれる気の利きよう。

いや、素晴らしすぎますクラシアン!

The AXE Effect(アックスエフェクト)

The AXE Effect

最近よく見かけるCMでなんの広告かしらと思って調べてみたら、ユニリーバが新発売するフレグランス・ボディスプレー「AXE」のものだそう。

どうやらハントされるくらい女性をひきつけるフレグランスということらしいです。


The axe effect


この「AXE」、日本では今回初上陸ということですが、すでに世界80ヶ国以上で販売されている男性化粧品のリーディングブランドだそうです。

まあ、CMみたいにステキなことはありえなさそうですが「コレをつければ女にモテる」という、いかにも外国っぽいストレートなメッセージだと思いました。

上記リンクしているWEBサイトのほうもかなり生々しい感じで、ある意味新鮮です。

が、こういう表現が日本でウケるかは、また別な話のような気もしますが。。。

まぐろ人

まぐろ人

東京都武蔵野市吉祥寺南町 2-1-31
フレンテ吉祥寺B1F
tel: 0422-76-8020

月~金11:00-15:00、17:00-22:00/土日祝11:00-22:00 年中無休

以前、フジテレビ スーパーニュースの「1万人が選ぶ絶品廻転寿司」で第1位に選ばれたカリスマ廻転寿司店。

しかしまあ、すごい盛況ぶりです。どうしても一度行ってみたくて本日トライしたのですが、17:30に並び始めて1時間待ちでようやく席につけました。。。

で、感想はというと普通の廻転寿司店より値段は割高だが、確かにネタは新鮮で美味しいと思った。

ちなみに割高と書いたがこれは高いという意味ではなく、ネタに対して考えればリーズナブルな料金設定だと思う。ようはプチ高級廻転寿司店といった感じだ。

また、メニューに寿司だけでなく焼き魚や天ぷら等のおつまみ料理もあるのは、寿司ばっかだとすぐお腹いっぱいになっちゃうし、どうしても多少飽きてしまうので、ちょっとうれしかった。

あと、これだけ繁盛しているとお客さんもものすごい勢いで「回転」しているわけで、当然廻っているお寿司に干からびたようなものはなく、鮮度が良いというのも大きいと思った。

と、まあオススメなのですがとにかくいつも行列らしいので、1時間以上待つ覚悟が必要なお店です。

模様替え

かれこれ半年ほどほっときっぱなしにしていてたトップページですが、少々飽きてしまいましたのでチト模様替えしました。

最近、全然写真を撮っていないので、あまり良い写真がなく正直あまり気に入っていないのですが、ひと月くらいの繋ぎということと春っぽいということでコレにしました。

ちなみに、写真は2004年4月に姫路城で撮ったモノです。

あ、あと右上に設置していた「NHK時計」も飽きちゃたので外しました。

なんか寂しい気もするので、これからなにか良いブログツールがないか探してみようと思います。