日興株上場維持の不思議2
以前、不思議と書いた日興株上場維持の件ですが、こんなコラムを発見しました。
・森永卓郎:日興買収の陰にちらつく茶番のシナリオ(日経ビジネスonline)
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詳しくは上記記事をご覧いただくとして、ようは日興買収で最初から東証とシティが組んでいた出来レースだというのである。
たしかにこの騒動でどこが一番得をしたのかと考えると、日本の大証券会社の一角を1兆円あまりで手に入れたシティであろう。
日興の預かり資産は43兆円だそうだから、今回の買収額はシティにとってかなりお買い得な金額である。
シティが東証と検察に圧力をかけられる大物を押さえて、今回のシナリオを描いたとしてもおかしくはないし、十分ありうる話だ。