« Trainchi(トレインチ)自由が丘 OPEN | Main | DS Lite買ったぜぇぅ~ぃ! »

予想外割は請求額が予想できない

ゴールドプラン&新スーパーボーナス

ソフトバンクが秘密兵器とばかりに打ち出した予想外割ですが、 孫社長曰く「携帯電話の料金は複雑すぎる」に反して、かなり複雑な感じがする。

「通話¥0、メール¥0」という言葉のみがひとり歩きしてる感がある予想外割ですが、オイラが調べた限りでは。。。

1.「通話¥0、メール¥0」とあるがこれはソフトバンクどうしの場合、さらに21~24時台の通話に関しては制限あり

2.ゴールドプランの基本使用料金が、9,600円/月かかる ※来年1/15までの「大創業祭キャンペーン」期間中に加入すると70%OFFの2,880円/月でOK

3.上記ゴールドプランに加入するには「新スーパーボーナス」という携帯電話端末代金を、頭金ゼロ、24回の分割払いで支払うサービスへの契約が必要

4.上記、新スーパーボーナスに加入すると「パケットし放題」(1,029~4,410円/月)、「スーパー安心パック」(498円/月)、「スーパー便利パック」(498円/月)というサービスがもれなくついてくる ※こちらは加入当初最大5ヶ月間は無料

5. メールやWebアクセスをするには、「S!ベーシックパック」(315円/月)の契約が必要

6. 無料通話分がない

7. 請求書の郵送は別途105円必要

8. 当然これに他キャリアへの通話費用がかかる


と、自分で書いててもめまいがするような複雑なシステム。。。「¥0」という響きとは程遠いと思うのはオデだけ?

ちなみに4の割引期間が終了後&請求書の郵送なしと仮定して月額料金をシュミレーションしてみると。。。


・基本使用料      2,880円
・パケットし放題     1,029円(最低金額を適応)
・スーパー安心パック  498円
・スーパー便利パック  498円
・S!ベーシックパック   315円


上記を足して5,220円、これに他キャリアへの通話分を合計した金額が月額料金となる。

現時点でのソフトバンクの普及率を考えれば、他キャリアへの通話分は結構かかることが予想され、もしかしたらあまりお得でない可能性もありそうだ。

で、ここからが問題なのだがこのように実際は「¥0」ではないにもかかわらず、キャメロン・ディアスのTV-CM、新聞広告等でこれだけ派手に「¥0」を訴求しているのは如何であろうか?

もちろん注意書きとして、TV-CMなら最後に文字テロップ、新聞広告でも最下段に文字が記載されているのですが、これが豆粒くらいに小さいわけですよ。新聞広告はともかく、TV-CMは視力6.0くらいないと絶対に読めない。

これだけ社会的にも注目されている事なのに、こういう消費者に誤解を与えかねないプロモーションのやり方は正直オイラ的には疑問だ。

各メディアの考査をパスしてる(そもそもちゃんと考えてチェックしてるのか?)とはいえ、景品表示法の定めるいわゆる「一般消費者に誤認されるおそれのある不当表示」に引っかからないのだろうか?

「価格訴求」も結構だが通信という公共性を持ったサービスの広告なのだから、「わかり易く、正確に伝える」ことを大事にしてほしいと思う。

Trackback

このエントリーのトラックバックURL:
http://gota.sunnyday.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/42

Comment

Post a comment