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恥知らずな行為

FIFAクラブワールドカップJAPAN2006

いよいよ始まりました。個人的には正直アジア大会よりも全然盛り上がりが違います。

で、その初戦はオセアニア代表のオークランド・シティーとアフリカ代表のアルアハリの一戦。


下馬評では断然アルアハリ有利といわれていたが、セミプロ集団のオークランド・シティーがなかなかの善戦を見せ結果は2-0でしたが、見ごたえのある試合内容でした。

でも一点腑に落ちないのが、そのオークランド・シティーになぜか岩本輝雄がいるのである。

彼はサッカゲームでの声の出演や、最近ではNHKで東海道を踏破する番組に出演したりと、てっきり選手は引退してタレント活動を行っているとばかり思っていたのだが?

調べてみたところ、どうやら今年の10月に同チームと7週間の短期契約を結び、2年ぶりの現役復帰を果たしたんだそう。

どう考えてもこの大会に出るために入団したとしか思えない。(入団した時期と短期契約という点からもね)

これってどうなんでしょう?

仮にもFIFAが公認する世界一のクラブチームを決定する大会である。それまでタレント活動をしていて入団からたった2ヶ月の彼はどのような気持ちで出場しているのだろうか?

これで知名度があがって今後のタレント活動が有利になるとでも思ったのか?それとも日本人が一人も出ていない大会じゃ盛り上がらないと、テレビ局やサッカー協会が根回ししたのだろうか?(アナウンサーは放送中何度も「岩本輝」を連呼してたし)

真剣に勝ち抜いてきたチーム・選手に失礼であり、はっきり言って神経を疑うような恥じしらずな行為だと思う。

昨年、シドニーFCで出場した三浦知良も同じケースだったのか?ていうかオセアニア代表枠というのはそういう枠なのか?

まったく、とんだ茶番である。

試合後のインタビューで彼は、何の仕事もしなかった(出場時間28分)くせに「気持ちよかった。やっぱりピッチはいいね」といけしゃあしゃあとぬかしていたが、なんか日本人の節操のなさを目の当たりして本当に情けなくなった。(もしこれが世界中に放送されているのだとしたらなおさらである)

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