スパム、スパム、スパム!
このブログ・サイトもある程度検索ロボットに認知されたのか、最近コメントスパムが1日10件くらいずつ来るようになった。
ちなみにスパムの語源をたどると、元々は英国発の豚肉のランチョンミートの缶詰のことで、同国のコメディアングループ、モンティ・パイソンがコントで「スパム、スパム、スパム!」と”繰り返される行為”の表現として、缶詰のスパムの名前を連呼したことから始まったというのが定説だそう。
毎日、対応するのも面倒なのでそろそろ対策を考えようということで以下をメモ。
・ MT3.X用コメントスパム&トラックバックスパム対策方法(flom shun)
・ BiancaのTrackBackSpam対策【トラックバックスパム対策】(Bianca)
スパム SPAM公開されているWebサイトなどから手に入れたe-mailアドレスに向けて、営利目的のメールを無差別に大量配信すること。インターネットを利用したダイレクトメール。
インターネットではメール受信のための通信料は受信者の負担になるため、SPAMメールのように受信者の都合を考慮せず一方的に送られてくるこうしたメールは、極めて悪質な行為とされている。
また、SPAM行為は同内容のメールを一度に大量に配信するため、インターネットの公共回線に負荷がかかる点も問題となっている。最近はiモード携帯電話など、インターネット接続機能を持つ携帯電話に対するSPAMが社会的な問題になっている。
「SPAM」とは、Hormel Foods社の味付け豚肉の缶詰の商品名のこと。イギリスのコメディー番組「Monty Python’s Flying Circus」(モンティ・パイソンの空飛ぶサーカス)の有名なコントに次のようなものがある。
レストランに夫婦が入ってきてメニューを選んでいると、近くに座っているバイキングの一団が「SPAM、SPAM、SPAM!」と大声で歌いだす。次第に店員も「SPAM」を連呼しだし、最初は嫌がっていた夫婦も最後には屈してSPAMを注文せざるを得なくなる、という筋書き。
ほしくもないのに大量に送りつけられてくる広告メールから、このコントでしつこく連呼される「SPAM」を連想したのが由来と言われている。
Hormel社は迷惑メールをSPAMと呼ぶことは許容しているようだが、社名や商品名に使うのは認めておらず、迷惑メール対策ソフトを開発していた「SpamArrest」社がHormel社に商標権侵害で訴えられるという事件も起きている。
広告メールのほうは小文字で「spam」と書いて区別すべきという主張もあるが、一般にはこうした区別は定着していない。
出典: IT用語辞典 e-Words