« Sum 41 「Underclass Hero」 | Main | ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 »

Yellowcard 「Paper Walls」

Yellowcard 「Paper Walls」

ヴァイオリンを取り入れたエモーショナルなメロディーが売りであるフロリダ発のパンク・バンド、Yellowcardのインディ~メジャー通算8作目となるオリジナル・アルバム。

名盤だった「Ocean Avenue」の疾走感、ヴァイオリン・サウンドが戻っており、悪くはなかったが地味にまとまってしまった前作「Lights And Sounds」を明らかに超える出来だと思う。

ギター・リフもパワーアップしていて、前作より参加している新ギタリスト、Ryan Mendez(G)のエネルギッシュなギター・サウンドが、ポップで情緒的なメロディーにアクセントを加えている。

また、Ryan Key(Vo.G)のヴォーカルも、上手くなっていることはもちろん、力強くなり伸びのあるメロディ・ラインを聴かせている点も見逃せない。

キャリアも10年目を迎え、まさに「成熟」という言葉がピッタリはまるようなアルバムである。


Yellowcard 「Paper Walls」

1.The Takedown
2.Fighting
3.Shrink The World
4.Keeper
5.Light Up The Sky
6.Shadows And Regrets
7.Five Becomes Four
8.Afraid
9.Date Line (I Am Gone)
10.Dear Bobbie
11.You And Me And One Spotlight
12.Cut Me, Mick
13.Paper Walls
14.Gifts And Cousis (Acoustic) ※日本盤のみのボーナス・トラック
15.How I Go (Acoustic) ※日本盤のみのボーナス・トラック

全曲出来が良いがあえてオススメをあげるなら1.2.7.8。ギター・ソロがシビれる1.、名盤「Ocean Avenue」を彷彿させる8.は必聴です。

Trackback

このエントリーのトラックバックURL:
http://gota.sunnyday.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/242

Post a comment