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ホワイトナイト

毎週楽しみにしている土曜ドラマ 「ハゲタカ」も5話目に突入。

先週の4話に引き続き、経営危機に陥った大手総合家電メーカーをターゲットに、鷲津(=大森南朋)と芝野(=柴田恭平)、そして創業者であり現会長の大木昇三郎(=菅原文太)、さらに新進IT企業の青年社長に成長した西野(=松田龍平)が加わり、エキサイティングな経営権争奪劇を繰り広げる。

話としては、村上ファンドの阪神電鉄買収に阪急ホールディングスがホワイトナイトとして立ちはだかった件に、ライブドアのニッポン放送買収劇をプラスしたような感じ。

今回は鷲津と芝野の対決というよりは、敵対的買収側の鷲津とホワイトナイトとして参戦した西野の対決軸を中心に描いていて、2人がテレビに出演してやりあうシーン等をはじめ大森南朋と松田龍平の役者対決としても見ごたえのある場面が満載。

しかし、ホワイトナイトと言えばすべて本当に友好的な救済者なのか?企業もしくは株主ににとって友好的とはどういうことなのか?そもそも株って単に金儲けする為の手段なのか?それって投資といえるのか?むしろ競馬やパチンコ等のギャンブルの類のように感じるのだが?このドラマは色々と考えさせられます。

来週はいよいよ最終回、本当に毎週楽しみにしているのでちょっと寂しい感じです。


ホワイトナイト White Knight

敵対的買収を仕掛けられた対象会社を、買収者に対抗して、企業の経営陣と合意のうえで友好的に買収または合併する会社のこと。白馬の騎士になぞらえて、このように呼ばれる。対象会社が、敵対的買収の際に自ら新たな買収者を選択することで、敵対的買収者から身を守ることを目的としている。

ただし、自社を売却するという覚悟が必要であり、身売りの意思表示を公にすることで、さらに競合する新たな買収者を誘引する可能性も否定できない。

既存の株主に新株予約権を割り当てるなどするポイズンピルのように、あらかじめ導入しておく必要がなく、買収を仕掛けられた後でも対応できるのが特徴。

出典:マネー辞典 m-Words


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