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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

ちまたは押しも押されぬカリビアン・ブーム。

あまり興味なかったのですが、これだけメディアで紹介されているのと先日1作目をテレビで鑑賞したこともあり、「こりゃ全部観なければ」という完全に宣伝の思惑通りな消費行動で、映画館で3作目を観る前にまずは2作目をTUTAYAで借りてきました。

まず注目なのは前作ではさほど目立たなかったキーラ・ナイトレイの存在感が5割り増しくらい大きくなっている点。ていうかもはやジョニー・デップとオーランド・ブルームを押しのけて主役級の活躍っぷりである。

「タイタニック」のケイト・ウィンスレット宜しく、本シリーズは間違いなく彼女の出世作になるだろう。

ちなみにそういう意味ではオーランド・ブルームも前作の頃は今ほどフィーバーしてなかった気もします。

ジョニー・デップは前作に引き続き奇妙でシニカルな役どころを上手く演じていて、その才能をいかんなく発揮している感じ。

まあ良くも悪くもこの3人の映画である。

あと、前作は続編を考えずに制作していたので話がちゃんと完結していたが、今作は3作目へのつなぎということもあり、話云々というよりアクション中心の娯楽性重視な内容で映画自体もかなり中途半端な形で終わる。

最近のシリーズ物ではありがちだが、個人的には映画なのだからせめて「インディー・ジョーンズ」や「スターウォーズ」シリーズ程度には話を完結して欲しいところだ。

とは言え、ここまできたら3作目を見ないわけにも行かず、近いうちに映画館に行かねばです。

評価は、今一番勢いのある俳優と言っても過言ではないジョニー・デップとオーランド・ブルームが競演していること自体がエンターテイメントということで、内容は関係なく★★★☆☆。


パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

151分/カラー/アメリカ/2006年
監督: ゴア・ヴァービンスキー
脚本: テッド・エリオット/テリー・ロッシオ
音楽: ハンス・ジマー
出演: ジョニー・デップ/オーランド・ブルーム/キーラ・ナイトレイ/ビル・ナイ/ステラン・スカルスガルド/ジャック・ダヴェンポート/トム・ホランダー

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